週末なので、犬猫の話題を。
こども1~5のなかで、完全な健康体と言えるのは、こども3(黒猫)だけ。
あとの子達は、一生治ることのない何らかの病気や障害を抱えて、それと上手に付き合いながら生きています。
*正確には、上手に付き合っていけるように、ほんの少し手助けをしてやっています。
本日のタイトル【関節不安定症】は、こども1(Mダックス茶)とこども4(Mダックス・薄茶)が持っている関節の先天性疾患です。
こども1が、この疾患を持っていることが分かったのは、3歳になる少し前。
ゆっくり歩くと前足の跛行(はこう=びっこのこと)が見られたことから通院するも、普通に歩くと正常に見え、なかなか診断がつきませんでした。
そこで、自宅でゆっくり歩いた時の画像を撮影し、かかりつけ医に見せると、即二次診療施設を紹介されました。
そこで、確定診断。
なおるの?
ところで、
ミニチュアダックスフントというのは、【軟骨異栄養性犬種】と言われています。
軟骨異栄養性犬種というのは、先天的な軟骨発育不全を有する遺伝子を固定した犬種のこと。
さらに、軟骨発育不全というのは、成長過程において軟骨が早期に変性または閉鎖する骨の発育不全(疾患)のことです。
なんのこっちゃ・・・ですね(゚∀゚ ;)タラー
簡単に言うと、
ダックスフントという犬種は、害獣であるアナグマを狩るという用途から、アナグマの巣穴に侵入する必要がありました。
そのために、足を短くして、巣穴への侵入を容易にするという改良をされています。
つまり、足の短い個体と足の短い個体とを掛け合わせて、足の短い子供を産ませる。
ということを何代にもわたって続けることによって短足が固定された犬種です。
この足が短い個体というのが「軟骨発育不全」(軟骨異栄養性犬種でない犬にとっては、完全なる疾患の一つ)なわけで、こうすることによって、生まれてきた子犬達も軟骨発育不全ということになります。
*つまり、ダックスフントは、決して胴長ではありません。単なる短足なんですね( ´∀` )
た、たんそく・・・
二次診療施設では、こども6の関節あちこちに変形が見られることが判明したものの、それが、Mダックスの軟骨異栄養性犬種という特性によるものなのか、疾患と言えるものなのかについては、やはり判断が難しかったそうです。
それでも、時間をかけて多くの資料にもあたっていただいた結果、疾患と言えるレベルの変形であることが分かりました。
この関節不安定症という疾患は、鎖骨のない犬の場合、肩に出ることが多くあります。
*なので、犬を抱き上げるときは、赤ちゃんのときのように、わきの下に手を入れてはいけませんよっ(゚ω゚)b
そして、肩関節不安定症であれば、手術によってその不安定な関節を固定することもできますが、こども1の場合、関節の変形が肩だけでなく、全身にあると推定されているので(確認されているのは、前足のすべての関節に変形があることだけ。それ以外は確認の利益がないためしていません)手術適応ではありません。
獣医で言われた対処法は、運動制限と、痛みがあれば痛み止めを飲むこと、それだけです。
一生治らない疾患である以上、今後は、どうやって付き合っていくか。
それからは、試行錯誤。
我が家は手作り食なので、食材やサプリでのフォローがメイン。
体重管理も、こども1と4については、特に気を付けています。
痛み止めは、結局最初の2週間ほどしか使わずにいます。
*痛み止めは、肝臓に影響する可能性が高いです。安易に継続したくないのです。
こども1については、診断から3年が過ぎて、今、この子に関節の病気があるとわかる人は、殆どいないと思います。
これまでのところ、コントロールは非常にうまくいっています。
間もなく6歳の誕生日を迎える、こども1。
出来るだけお手伝いするから、長生きしてね。
頼むよ、長男( ^∀^ )
ぼく、元気だよ~。
週末限定バナー(;^ω^)
お。さんこんにちは
返信削除こども1君の脚は心配ですね。
私の実家の犬がパピヨンで時々関節がおかしくなって
痛がってたり、我家の猫も高いところから降りると
関節をカクカクさせながら歩くので、なんか気持ち分かっちゃう。
と思ってコメントさせていただきました。
小さな身体で健気で、でも我々は何も出来なくて切なくなりますよね;_;。
しかしご飯を手作りとは、、驚愕!
私は1ヶ月くらい頑張ったことがあるのですがドロップアウトしました^^;。
そんなお。さんの愛情が伝わって、怪我も病気もなんのその、
とお子さん達は思ってるに違いないと思います。うむ。
どうか大事にしてくださいね。
私事なんですけど、今日胎嚢確認してきたのです。
お。さんの励ましのおかげでその後ネガティブになりすぎず
今日を迎えられました。ありがとう;o;
それで実は告白なのですが(?)、いぜんお。さんが
前のブログで書いてた「みどりむし」。
実はあの後私は即買いして飲み続けています。
今回良い結果が出たのはみどりむしのおかげでもあるんじゃないか、
なんて少し思ってまして。
教えてくれて、本当にありがとうございました!
それで、私のブログにもみどりむしのこと書いて良いですか‥?
こんにちは。
返信削除クルトンさん(o´・∀・)ノ ハーィ
コメントありがとうございます。
胎嚢確認、本当におめでとう( ^∀^ )
昨日、ブログ読ませてもらって、夫に「クルトンさん胎嚢確認できたんだってっ!!」とルンルンで報告したら、夫も、凄く喜んでました。
←夫婦揃って、すっかりお友達気分でごめんなさい(≧ω≦ )
一晩温めて、朝になったらコメント入れようと思っていたので、あとでまたお邪魔しますね~。
ごはんについては、そうせざるを得ない事情があってというのもあるんですが(苦笑)、またおいおい書いていこうと思っています。
みどりむし。
これを読んで鳥肌が立ちました。
今もちょっと手が震えています。
私も、旧ブログの通り、みどりむしから数カ月で妊娠したので、さらに、これもこのブログでいつか書きますが、こども4のアレルギーがすっかり良くなったので、きっとヤツは、凄い力を持っていると思っています。
どうぞ、どうぞ、書いてください。
もしあれがきっかけとなって早期に妊娠できる人が増えたら、精神的にも肉体的にも、もちろん経済的にも、長い治療をするよりず~っと負担が軽減されますもんね( *´艸`)
気温の変化が激しい日が続いていますので、どうぞご自愛ください(*・ω・)*_ _))ペコリン
うわー、Pさんですね!ありがとうございます^^v
返信削除嬉しいな♪
そっか、うちの猫もひどいアレルギーでエリザベスを外せないのです。
自分ばかりであの子に試してあげようと、つゆとも思ってなかった(汗)
早速うちでも試してみようと思います。
みどりむし、、、なんなんだーー。
クルトンさんからコメントいただいて、Pとも「みどりむし凄いな~っ」と、ひとしきり感動した今日でした。
返信削除にゃんこちゃん、アレルギーですか(´;ω;`)
犬猫のアレルギーは(もちろん人間もだけど)本当に可哀想ですよね。
見てる方もツライ・・・。
うちの猫はこのままでは食べてくれないので、粉末にして(錠剤タイプを使っています。これhttp://www.epauler.jp/products/p03_euglena.html)ウェットに混ぜて、上顎に塗って与えます。
犬達は、このままで大好きです(*´ェ`*)ポッ
にゃんこちゃん、少しでも良くなりますように。
はじめまして!
返信削除うちの子(1才9ヶ月)も肩関節不安定症です。
ここのところ毎日、夜になると跛行が現れます。
1ちゃん&4ちゃんは、走らせないようにされていましたか?
動きの激しい方ではありませんが、若い犬の運動制限は可哀想で、
なかなか安静とまでいきません(´._.`)
少しでも安定してくれたらいいな、と思っています。
ゆうこさん。
返信削除こんにちは。
初めまして。
お返事遅れてごめんなさい(*・ω・)*_ _))ペコリン
うちは、こども1だけは運動制限していました。
診断時、2週間のケージレストを言い渡されて、その間はおトイレ以外はずっとクレートにいました。
散歩時はキャリーに入れて、一緒に連れて行っていました。
確かに、犬が若ければ若いほど、制限はかわいそうですよね。
ところで、
肩関節不安定症は、歳をとると改善されてくるというお話は聞いていらっしゃいますか?
こども6を診ていただいた病院から、そのように説明を受けています。
実際、こども6は、今7歳ですが、以前よりかなり良い状態です。
は行は全くありませんし、散歩後の足ふきを嫌がることもなくなりました。
おじうさん、お忙しい中、ありがとうございました!
返信削除先月、こちらにお礼のコメントを書かせて頂いたのですが、
エラーだったかもしれないと思い、再度書かせて頂きますね。
今月も、跛行はまだまだ続いていて、私自身、不安になる日も多いです。
・・・が、
肩関節不安定症が、「歳をとると改善することがある」と教えて頂き、
すごく励みになりました!!
本当に、ありがとうございました!!