昔、母はよくおやつを手作りしてくれた。
料理の得意な母。
どれもこれも大抵美味しかったけれど、どうしても好きになれなかったおやつ。
それが、牛乳寒天
どうもあの、寒天のぼそぼそした食感が好きになれなかったし、
24時間365日ダイエット中の母が作る牛乳寒天は、全然甘みがなくて、しかも、うっす~い牛乳の味しかしなかった(;´・ω・)
でも、近頃の甘いモノの中毒のせいか、
自分が母になるからなのか、
昔、母の作ってくれた牛乳寒天が無性に思い出されて、
自分でも作ってみることに。
ところで、牛乳と言えば、私が【食】について、考えるきっかけとなった食材でもあります。
私の育った埼玉県のド田舎では、ここ大阪と違って、小・中は、毎日学校給食でした。
そして、お決まりの牛乳。
一人に一つ小さいパックの牛乳が付いてきます。
あれ、今思うと相当不味かったですね(´;д;`)
当時は、それを飲むのが当たり前だったし、今みたいに水筒持参なんてこともなく、他に飲むもののなかったから、ちゃんと毎回飲んでいたけど、私の牛乳嫌いは、あの時培われたと思います。
*そして、母の作る牛乳寒天もあの味だった。
実際、中学を卒業してからというもの、殆ど牛乳を飲んだことがなかった。
それから長い月日が経ち、今の家に引っ越してきたのは、8年ほど前。
その我が家の近所には、自然食品を扱う店舗がいくつかあります。
やっぱり、大阪という土地柄なのか、食べる物についての意識はとても高いと感じています。
そこで売っていた牛乳を、何となく飲んでみようかという気になって、1本買ってみました。
木次(きすき)牛乳
http://www.kisuki-milk.co.jp/product/product1.html
パスチャライズで1本300円位(1L)
*本当は、パック入りより瓶入りの方が、断然美味しいです。どうしてもパック入りはパックの味が付く。
この久しぶりに飲んだ牛乳の余りのおいしさにびっくり∑(゚ω゚ノ)ノ
と同時に、私が小・中学校時代に飲まされていた牛乳は、まがい物だったのだということにも気づきました。
この木次の乳牛は、化学肥料を使わない牧草地で放牧されているらしく、安全って美味しいってことなんだということも、身をもって体験。
それ以来、野菜やお肉は勿論、調味料にもこだわるようになりました。
さてさて、牛乳寒天です。
たぶん、あの時の失敗の大きな要因は寒天にあったはず。
ということで、寒天はゼラチンに。
ゼラチンなら、硬さも思うままだし。
そして牛乳は、もちろん低温殺菌のノンホモです。
*この時は、木次牛乳ではない牛乳を使っています。
お砂糖は、上白糖を使わなくなって何年も経つ我が家には、もちろんグラニュー糖もありません。
いつもの甜菜糖です。
牛乳400mlに甜菜糖20g
出来ました( ´∀` )見た目悪し(*≧∀≦)
↑の分量は、私の持っている料理本と比べると砂糖の量が約三分の一ですが、牛乳自体に柔らかな甘みがあるので、十分に美味しいです。
作っている最中から、夫が「バニラみたいな良い匂いがする~」と寄ってくるほど( ^∀^ )
食後のデザートとして食べる位なら、4食分はできます。
低カロリーで、のど越しも良いので、これからの時期におすすめです。
あ、必ず良い牛乳使ってくださいねっ(●´∀`●)
You are what you eat!
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