2014年11月16日日曜日

断乳1日目(その2)

猫ちゃんおっぱいをぶらさげてリビングへ戻ると案の定、
こども6がおっぱいちょうだいとやって来る。

「ままのぱいぱい、猫ちゃんになっちゃったんよ」
と言いつつ、セーターをたくし上げて左乳を見せる。

顔は左乳にしか書かなかった。
というのも、万一、寝かしつけの時に、こども6があまりに泣き叫んだり、
嘔吐や発熱するようなことがあって、
どうしても、どうしても、断乳を断念せざるをえないときは、
右乳を飲ませようと思ったから。


こども6はと言えば、
一瞬
「なに、それ!」
と驚いたような顔をしたものの、
猫ちゃんだよというと、
「あれ?ちょっとかわいいかも」
ってな顔になって、
猫ちゃんおっぱいに口を近づける×3

その度に、
「ぱいぱい、猫ちゃんになったんよ」
というと、
ついに、自分から猫ちゃんぱいぱいにバイバイをして夫のもとへ。

あ~、これが断乳か。
確かに【元に戻れない】という表現はしっくり来るな。

でもそれは、
ネットで見たように、躾的な意味ではなくて、
こどもの成長という意味で。

と思ったら、ほんの少し切ない気持ちに。



結局、お昼寝をしなかったこども6。
早めのお風呂(もともと夫担当)に入り、歯磨きをして、
本日のへインイベント(?)
寝かしつけです。

以前から、夫にお願いしていたので、
夫が先に寝室に行ってこども6を呼ぶものの、
こども6、断固として行かない。
そして、私に一緒に行こうと訴える。

ついには、夫に強制連行されるものの。
寝室からは、泣き叫ぶ声。

どの赤ちゃんもそうかもしれないけど、
こども6は、泣く→むせる→吐く
というのがお決まりパターンなので、
あんまり泣かせたくない。

早々に寝室に入り、ベッドに共に入る私。
こども6は、もうちゃんと分かっていて、いつもほどおっぱいを求めてはこなかった。
何度か、私の胸に手を当てることはしても、
私が何も言わずとも、自分で左右に首を振って
「ぱいぱい、無いんだよね」の仕草。

こどもって、本当にけなげだな。

暫くは手あそびをしたり、歌を歌ったりして、いつもの寝かしつけと同じようにして過ごす。
と、突然、こども6が、
ベッドのヘッドボードに頭を打ち付けて(もちろん軽くなんだけど、結構な音がする)、
痛い痛いよ、というように、頭を自分でなぜるということを繰り返す。
ふざけているというより、表情は半泣きに近い。

えっ!
もしかしてストレスによる自傷行為?
ど、どうしよう(´;д;`)

この行為の真相は、今のところ分からない。
明日以降も続くようなら、ちょっと考えないといけないかも。


(夫に)制止されて、頭ガンガンは終わり。
その他は、いつもの寝かしつけと変わらぬ風景。
ベッドの上で立ち上がったり、ムーチョ(顔と顔をくっつけることをそう呼んでいる)をしたり。

寝かしつけ係のはずの夫が先に寝たことにイライラしつつも、
こども6のグダグダに付き合う。

これまた、いつもの寝かしつけと同じくらいの時間で、
いつもの寝かしつけと同じように、私の胸の上で仰向けになって、眠りに入るこども6。

その寝顔を見て、
思わず涙が流れた。

でもそれは、
もう、おっぱいあげられないんだな。
ではなくて、
こんなに長い間、おっぱいを与えられたこと、飲んでくれたことへの感謝。

与えたくてもできない人だっていっぱいいるのに、
こんなにも幸せな時間を過ごさせてくれてありがとう。

私は、
もともと【子供】という存在が嫌いな人間だったし、
こども6が生まれてくれたことはもちろん嬉しかったけど、
だからといって感動して泣く、なんてことはなかった。

けれど、
間違いなく、
これまでの長いぱいぱいTIMEが
こども6への愛情を育ててくれたと思います。

だからこその涙でした。


 
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