2013年2月16日土曜日

子供を【作る】。

半年くらい前から見かけるようになった保険会社のCM。

同僚(部下?)とネットを使って保険の見直しをするサラリーマン男性。
*って、「マン」は、当然男性か(;^ω^)

突然、ぽつりと
「俺も子供作ろうかな~」という男性の元に(妻からと思われる)電話。
「えっ?(子供)できたーーーー?」
というもの。

このCMを初めて見たとき、もの凄く不快感を覚えましたね(´;д;`)ヤダヤダ
そして、思いました。
このCMを作った広告会社の人間は、きっと常識のない若い男性なんだろうな、と。

まぁ、この点は別にいいのですよ。
広告会社の社員に常識がなくても。
彼らの仕事は、くりえいてぃぶなものなのでしょうから、時に常識が邪魔をすることもあるでしょう。

が、一番いただけないのは、
このCMを自社の宣伝広告として、公共の電波を使って平気で流せる保険会社の神経です。
彼らは、命に関わる仕事をしているのではないのでしょうか?
やはり、彼らにとって、命は、お金で換えられるモノという認識なんじゃないかと疑ってしまいます。

私のように、不妊治療をしてきた人間からすれば、
決して、子どもは【作る】ものではありません。
どんなに人工的に高度生殖医療を使って【作る】ように見える行為があったとしても、やはりお腹にやってきてくれた小さな命は、【作られた】ものではなく、【授かった】ものです。
不妊治療の経験のない方であっても、多くの可愛い子供たちを持つ親御さんや、今まさに子供を待ちわびている多くのプレママ・パパにとっても、子供は【作る】ものでは決してないと思います。

もちろん、親しい間柄の友人との会話で、ちょっと砕けた表現として【作る】という言葉を使うことはないことではありません。
そこには、日本人特有の照れのようなものも含まれているのでしょう。

けれど、CMとなれば話は全く別です。
CMって、その会社だったり、商品の特長や性能を端的に説明すべきものであるはずなのに、このお粗末な表現(´゚д゚`;)
会社の体制が知れるというもの。
私にとっては、こんな保険会社は選択しないという、良い指標にはなりますけどね( ´∀` )


*この記事を書くにあたって、【子供を作る】という表現は、今の日本においては当たり前なのかとちょっと恐ろしくなり検索しましたが、やはりそうではないようですね。良かったε-(o´_`o)ほっ・・
であれば、尚更、この保険会社の姿勢は疑問というものです。


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