2013年2月18日月曜日

胎児ドッグの予約と厳しい現実。

以前から、妊娠したら【胎児ドッグ】を受けるつもりでいました。
出生前診断には、賛否両論、いろいろな捉え方があると思います。
ただ、10代後半から1年半~2年に一度子宮頸がん検診を受診し、20代からは胃カメラもやって、30代に入ってからは、乳がん検診も受けている私にとって、自分の健康状態を知るということは、ごく日常的なことです。
だから、もし子供を授かることができたら、私自身の体を知るのと同じように、その子の体について知っておきたいと思うことは、いわば当然の感情でした。
ただ一つ違うのは、こども6は、今現在、私であって、私ではないということ。
この人に迷惑を掛けてはいけません。
だからこそ、現在の医学において、最少のリスクで、最大の情報が得られる方法を選択したいとも思ってきました。

丁度、不妊治療中、クリフム夫先生のことをテレビで初めて知りました。
自宅からの距離もそれほど遠くないこともあって、レディースクリニックでの心拍確認を待って、早速【クリフム夫律子マタニティークリニック臨床胎児医学研究所】へと予約の電話を入れました。
妊娠6W0Dでした。

大変人気のあるクリニックであることはネットの情報などを通して知っていましたし、不妊治療のために通っていたレディースクリニックでは予約の電話がなかなか繋がらないこともあって、繋がるまで根気強く待たなければならないことを覚悟していました。
が、3コールを待たずして電話は取られ、ちょっと焦る┣¨キ((p>ω<q))┣¨キ

通話口に出た女性は、とてもてきぱきとしたしゃべり口調で、『出来る女』感満載の方でした。
少々早口な、押しの強いクールビューティーを勝手に想像する私。
まず、予定日を聞かれ、9月3日と答えます。
「だとすると、まだ6週ですね?」「心拍は確認できていますか?」「予定日はどうやって出されましたか?」
「心拍は今日確認できました。人工授精による妊娠なので、排卵日は判明しています」というと
「うーん、そうですか」「では、変更の予定はないですか?」
へ、変更?
予定日って変更するの?
この歳になるまで、一切の妊婦生活を送ったことのない私は、胎芽のうちは、その大きさに合せて週数を変更するなんて、そしてその結果、予定日が変更される可能性があるなんて知りませんでした。
そんなおバカな私は、「人工授精なので、予定日の変更はないはずですけど」と繰り返し。
それでも、クールビューティーは、予約を取ることを渋っていました。

そこで、
「いつ、予約をとればいいですか」と聞いてみました。
とにかく人気クリニックということが頭にあったので、予約をとれないという状況だけはどうしても避けたいのです。
と、「8週になったらお電話いただけますか?」とのこと。
これに了解し、ひとまず電話を切りました。


8W2D、産院デビューを待って、再び【クリフム夫律子マタニティークリニック臨床胎児医学研究所】へと電話。
今回も、すぐに電話が取られます。
電話口に出たのは、おそらく前回のクールビューティーとは違う方。
もう少しマイルドな話し方をされるものの、やっぱりてきぱきとしていて非常に好感が持てます。
しいて言うなら、マイルドビューティー(?)という感じ(^ω^)

予定日、年齢、血液型(Rhマイナスではないかどうか)等を一通り聞かれた後、
12W0Dの10時45分に予約を入れて頂きました。
そして、「この枠は、ご夫婦揃って来られる方専用の時間帯ですので、もしご主人が来られない場合は、予約を変更してください」と言われました。


10W0Dの朝。
セールス以外の要件で殆ど鳴ることのない固定電話が鳴り、ちょうど自宅にいた夫が、出てくれました。
彼は、(私とは違って)例えセールスであっても、一通り説明を聞いてあげる心優しい人なので、電話口で「はい」、「はい」と答えるのを聞きながら、適当にすればいいのにと思っていると
「何とかマタニティークリニック」と、受話器を私に差し出します。

「何とか」って、そこが一番肝心なんじゃ?と思いつつ、産院は、総合病院で【クリニック】ではないし、不妊治療のために通っていたクリニックは、【マタニティー】ではないし、と思いめぐらせて、ようやく、クリフム夫先生のクリニックと気付きました。

電話に出ると、(たぶん)クールビューティーに、「予約の変更はありませんか?」と聞かれました。
ありません、と答える私。
そもそも、【夫と一緒枠】なので、既にその日休みを取ることを夫は決めていましたので、変更しようという気もありませんでした。
なんでそんなことを聞くのだろうと、不思議に思う私に、クールビューティーは、
「ご予約いただいた枠の前にも後ろにも空きが出ましたので、変更なさりたければ可能です」と。

ただ、私の予約は、初期胎児ドッグに最もふさわしいとされている12Wの0Dなので、それ以上早めることは望ましくない。また、胎児ドッグの翌々日は、通常の妊婦健診の予定なので、後ろにずらすのも難しい。
ということで、日にちは変えないまま、クリニック側の意向で、時間だけを早めることにしました。

電話を切って、冷静になってみると、予約時間が早すぎて、朝のラッシュに乗らなければならないことに気づきましたが、それは後の祭り。
早い時間の予約なら、待ち時間も少ないだろうと思うことにしました。

が、ひとつ気になったのは、
「前にも後ろにも空きが出た」ということ。
胎児ドッグを受診されるのは、高齢妊婦さんが多いということはクリフム夫先生のHPを見ても分かります。
そして高齢妊娠というのは、12週まで継続するのだけでもとても難しいという現実。
そんな中、12W0Dの予約を変更することなく、胎児ドッグを受けることができるだけでも、とても恵まれているのだな~、と改めて思ったのでした。


な、長かった(´゚д゚`;)
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